やりくりした宿泊費や交通費なのに、ダメなのでしょうか?
就活氷河期と喧伝された数年前よりは、就職状況が好転してきているようですが、依然、就活生は厳しい状況に立たされているのではないでしょうか。
就活生のインターンシップでこんなことがあるかもしれません。
遠方の企業でのインターンシップに参加する際に、交通費や宿泊費を節約し小銭を得ようと、その企業の近くにたまたま住んでいた知人宅で寝泊りし、ホテルに宿泊したことことにして、費用を申請するのです。
それはアリだと思いますか?
本来ならホテルの宿泊代がかかるはずなんだから、自分でやりくりした分、差額をもらうのは正当のような気もします。
法律ではどのような判断になるのでしょうか?
当所弁護士の寺岡が、弁護士ドットコムニュースで偽の交通費・宿泊費の申請について記事を書いています。ご覧ください。
https://www.bengo4.com/other/n_6723/
弁護士寺岡が提供する法律知識
-
労災隠しについて
労働災害が発生しても、会社が労災を認めず、労基署への報告を行ってくれないことがあります。いわゆる「労災隠し」であり、決して珍しいことではありません。 会社が労災隠しを行う理由としては、次のことが考えられます。& […]
-
遺言書の作成
■遺言書とは遺言とは、自分の死後に行われる相続に備えて、生前の段階にあらかじめ行っておく意思表示のことを指します。そのため、遺言者が亡くなって相続が開始されてはじめて、その遺言の効力が発生するという仕組みになっています。 […]
-
社会保険労務士を経た...
弁護士 寺岡 幸吉は、社会保険労務士を12年経験しています。 社会保険労務士(社労士)は、労働法や労働・社会保険に精通した専門家です。社労士は、労働・社会保険の手続きを代行すること、労働者名簿、賃金台帳、出勤簿 […]
-
会社が労災を認めてく...
業務中または通勤中のケガや病気などは、それが業務や通勤を起因とする限り、労災保険の対象となります。しかし、被災者が労災申請を行っても、会社が労災を認めず、同意または承認してくれないことがあります。このような場合に、被災者 […]
-
労災保険以外の補償を...
業務中または通勤中にケガなどの損害を受けたときは、労災保険以外の補償も受けられないかを検討してみましょう。具体的には、慰謝料などの「損害賠償請求」ができないかを考えてみましょう。 ●損害賠償請求労災保険の対象と […]
-
損害賠償請求をすると...
損害賠償請求を行う際には、次の点に注意しましょう。 ・労災保険とは異なり、使用者側の故意・過失(ないし使用者側の責めに帰すべき事由)、因果関係、損害額などを主張・立証しなければならない・被災者側に過失が認められ […]