短時間従業員でも有給休暇を取得できるかも!
事務局です。
梅雨入りしましたね。
早く梅雨が終わらないかな・・・
この梅雨が明けたら夏が来る・・・
夏が来たら、お休みをもらって、どこか旅行でも行きたい!
そんなことを思いながら、過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
政府の働き方改革により、今年4月から1人1年あたり5日間の年次有給休暇の取得が企業に義務づけられました。
職場環境によってはなかなか有給休暇を取りにくい場合もあるかと思いますが、有給休暇を取ることは労働者の権利なので、積極的にお休みを取りたいものです。
「私はパートだから有給休暇なんて関係ないわ」と思っていらっしゃる方!
パート・アルバイト従業員であっても、基準を満たせば有給休暇が付与されることをご存知ですか?
6か月以上継続して勤務し、全労働日の8割以上出勤している場合、有給休暇付与の対象となります。
週所定労働時間が30時間未満で、なおかつ週所定労働日数が4日以下の従業員については、所定労働日数に応じて下記の表(短時間従業員)の日数が与えられます。

【出典:東京労働労働局パンフレット抜粋】
夏休みがほしいけど、パートだからと諦めている方にも、有給休暇取得のチャンスがあるかもしれません。
企業によっては、有給休暇について詳しく説明されない場合もありますので、ぜひ一度ご自身の勤務状況、就業規則をご確認下さい。
そして、「お休みをもらえない!」、「働いた分、お給料をもらえてない!」など労働問題でお困りの際には、社会保険労務士から弁護士になった寺岡にご相談にいらっしゃって下さい。
【参考HP】東京労働局
弁護士寺岡が提供する法律知識
-
遺言書の作成
■遺言書とは遺言とは、自分の死後に行われる相続に備えて、生前の段階にあらかじめ行っておく意思表示のことを指します。そのため、遺言者が亡くなって相続が開始されてはじめて、その遺言の効力が発生するという仕組みになっています。 […]
-
労災保険の給付の種類
労災保険の給付には、以下のように様々な種類があります。 ①療養(補償)給付②休業(補償)給付③障害(補償)給付④遺族(補償)給付⑤葬祭料・葬祭給付⑥傷病(補償)年金⑦介護(補償)給付⑧二次健康診断等給付&nbs […]
-
会社が手続きしないと...
労災事故が発生しても、会社が被災者に協力せず、労災認定の手続きを行わないことがあります。このようなときは、弁護士に依頼することをおすすめします。 弁護士に依頼することのメリットとして次のものがあります。・労災認 […]
-
法定相続分と遺留分
■法定相続分とは相続が発生すると、相続人が遺産を分割することで、遺産相続が行われます。相続人には「法定相続人」と呼ばれる民法上に定められた相続人がおり、遺産は「法定相続人」の間で基本的に、「法定相続分」の割合で分け合われ […]
-
不当解雇とは
不当解雇とは、解雇条件を満たしていないか、解雇の手続きが正確でない解雇のことで、労働基準法・労働契約法等の法律の規定や、就業規則の規定を守らずに、使用者の都合で一方的に労働者を解雇することをいいます。 会社の経 […]
-
社会保険労務士を経た...
弁護士 寺岡 幸吉は、社会保険労務士を12年経験しています。 社会保険労務士(社労士)は、労働法や労働・社会保険に精通した専門家です。社労士は、労働・社会保険の手続きを代行すること、労働者名簿、賃金台帳、出勤簿 […]