労災 16 号 の 5

  • 労災保険の給付の種類

    労災保険給付には、以下ように様々な種類があります。 ①療養(補償)給付②休業(補償)給付③障害(補償)給付④遺族(補償)給付⑤葬祭料・葬祭給付⑥傷病(補償)年金⑦介護(補償)給付⑧二次健康診断等給付 それぞれ給付について具体的に見ていきましょう。 ①療養(補償)給付(労災保険法13条)これは傷病療養ため...

  • 通勤中の事故は労災と認められる?

    労災保険対象となる災害中に、「通勤災害」というもがあります。通勤災害とは、労働者が通勤中に被った負傷、疾病、障害又は死亡ことをいいます(労災保険法7条1項2)。負傷など災害は、通勤中に一般的に生じる可能性があるもであればよく、例えば、交通事故や、駅階段から転倒、落下物、がけ崩れ、夜道でひったくり...

  • 労災と認められるケース、認められないケース

    ここでは、労災と認められるケースと、労災と認められないケースをご紹介します。 ●労災と認められるケース労災と認められるためには、労災保険法(労働者災害補償保険法)定める一定要件を全て満たすことが必要です。要件は次3つです。①被災者が労働者であること②ケガなどが業務中または通勤中に生じたもであること③ケガな...

  • 労災保険の認定に必要な条件と基準

    労災保険給付が認められるためには、次3つ要件を満たす必要があります。 ①被災者が労働者であること②ケガなどが業務中または通勤中に生じたもであること③ケガなどが業務又は通勤を原因に発生したもであること 各要件について以下で詳しく見ていきましょう。 ①被災者が労働者であること当然ですが、被災者が労働者でなけ...

  • 労災の手続き、会社任せにしていませんか?

    労災が発生したとき、労災申請手続きを被災者ではなく会社が行っているというが、一般的な慣行でしょう。 被災者はしばらく休業しなければならないケースも多く、煩雑な手続きを会社が行ってくれるというは一見して有難いようにも思えますが、手続きを会社にすべて任せてしまっていると、本来受けられたはず給付を十分に受けられ...

  • 労災隠しについて

    労働災害が発生しても、会社が労災を認めず、労基署へ報告を行ってくれないことがあります。いわゆる「労災隠し」であり、決して珍しいことではありません。 会社が労災隠しを行う理由としては、次ことが考えられます。 ・労災が起きたことで、企業イメージが悪くなる・労災申請手続きが煩雑・労災保険料が上がり、負担となる...

  • 会社が労災を認めてくれない場合の対応

    業務中または通勤中ケガや病気などは、それが業務や通勤を起因とする限り、労災保険対象となります。しかし、被災者が労災申請を行っても、会社が労災を認めず、同意または承認してくれないことがあります。こような場合に、被災者はどような対応を行えばよいでしょうか。 具体的に言えば、次通りになります。労働者が労災に...

  • 障害等級に不服がある場合はどうしたらいい?

    後遺障害等級に認定された場合でも、認定された等級が思った以上に低い(障害程度が軽いと判断される)ことがあります。そ認定に不服がある場合は、どうすればよいでしょうか。等級が一つ異なるだけでも支給金額は大きく異なり、特に第7級か第8級かによって年金か一時金か区別されるため、問題となります。障害等級認定に不服が...

  • 後遺障害等級の認定とは

    業務又は通勤が原因となった傷病が固定し、これ以上治療を続けても効果が期待できない段階(症状固定段階)で、身体に一定障害が残った場合には、障害補償給付(業務災害場合)または障害給付(通勤災害場合)が支給されます。 給付内容としては、残った障害(後遺障害)が障害等級表に掲げる障害等級に該当する際、そ障害...

  • 損害賠償請求をするときの注意点

    損害賠償請求を行う際には、次点に注意しましょう。 ・労災保険とは異なり、使用者側故意・過失(ないし使用者側責めに帰すべき事由)、因果関係、損害額などを主張・立証しなければならない・被災者側に過失が認められる場合は、そ過失割合だけ賠償金が減額される(過失相殺)・労災保険ですでに給付を受けている場合は、賠償...

  • 労災保険以外の補償を受けられる可能性(損害賠償請求・慰謝料)

    業務中または通勤中にケガなど損害を受けたときは、労災保険以外補償も受けられないかを検討してみましょう。具体的には、「損害賠償請求」や「慰謝料請求」ができないかを考えてみましょう。 ●損害賠償請求労災保険対象とならない損害を受けたケースや、労災保険対象となるもの保険による補償だけではカバーできないような損...

  • 会社が手続きしないときに弁護士に依頼をして受けられる恩恵

    労災事故が発生しても、会社が被災者に協力せず、労災認定手続きを行わないことがあります。こようなときは、弁護士に依頼することをおすすめします。 弁護士に依頼することメリットとして次があります。・労災認定に必要な証拠などを集めてもらえる・適切な後遺障害等級認定が受けられる・会社に対する示談交渉や損害賠償請...

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